サラリーマンは【仕事を断れる】優秀な人材となり【自分の時間を増加】させる

サラリーマンを快適に過ごす為にやりたい仕事に集約出来る状況を作るのだ。その上で仕事を断れる状況を創出するのが非常に重要になってくる。仕事を断れる人物になる為には優秀だと思われている必要がある。これが一つの幻影であっても相手がそう思っているのなら問題はない。優秀であり(又は思わせていて)意見を伝える事の出来る堂々たる人物であれば仕事の断りも容易に得られる。

自分の時間を最大限残しながら時間を増加させ評価や自己研鑽が出来る環境を作り、高度の登っていくのが目指すべきサラリーマンの姿ではないか。改めてその点についての考えていく。

仕事は断らないと無限に与えられる

サラリーマンをしていれば仕事は与えられるのが基本であろう。しかしどんな仕事でも際限無く引き受けていると自分のリソース(資源)の限界が訪れてしまう。これが自分の能力開花の足枷となり深く傷として遺る事になる。与えられた仕事に対して自分の限界を何とか引き上げて(仕事速度を引き上げる等の工夫)もまた更に仕事が降り注ぐだろう。終わり無きループに疲弊してしまって自省する時間や自己研鑽の時間、気力までも奪い取られてしまう。この状況から良き結末が生まれるのか。残念ながら待っているのは精神的な疾患だけである。

資本主義における社会構造では従業員が無心になる程必死に働く事で価値を生み出していくスタンスが基本となる。これはマルクスの【資本論】で語られ共産主義宣言に至った経緯で知られる。その点を嫌気して全く別の手法で成功している企業も存在するのはご存知だろう。中村朱美さんの【売上を減らそう】はそういった時代に即した書籍であった様に思える。

ブラック企業に対してホワイト企業なんて言葉が一般的な語彙として認識され始めたのも今を色濃く反映している。但しホワイトと呼ばれる労働環境が現実に実現可能な企業がまだ少ない事実がある。サラリーマンで現状働いている誰しもが感じている部分ではないか。小規模で最初から労働環境に対して強いコンセプトを持って取り組んだ企業だけに出来る手法とも言える。中規模以上の企業が突然ホワイトと呼ばれる従業員本位のスタンスに切り替えるのは至難の業。実際にその方が業績を向上に繋がるとしてもである。結果的に今まで通り従業員が仕事を限界まで熟し続ける事になる。全体の工夫によって効率化されたり最新の技術によって消し飛ぶ仕事もあるだろうが“与えられすぎてパンクする”この実情に即時変化があるとも思えない。

勿論“与えられすぎてパンク”については意見が多く存在するに違いない。実際に日本人の生産性はG7で最下位となっている。現実に日本人の能力が低いのではなくサービス残業を含める長時間労働に対しての美徳が招く結果とも言える。これは獨協大学阿部教授が平成22年の論文で伝えている部分でもある【働き方と生産性】。実際にはそれ程の仕事が与えられていないにも関わらず「どうせ長く働くならゆっくりやろう」と言う気持ちが排出された会社での働き方そのものに原因があるのかもしれない。

現実に私がサラリーマンをしていた頃を考えても「わざわざ早く終わらせると次の仕事が舞い込むだけ」と考えている従業員は多かった。生産性が高い従業員には次々と仕事が舞い込む構図。まさにパレートの法則そのものに至っている企業は多い。パレートの法則は2:8であるが今はそのバランスが崩れてしまい1:9程の割合になっているからこそ頑張る人が割を食うイメージも大きくなっているのかもしれない。

結果的に仕事は断らないと無限に与えられる、もしくは与えられずとも長時間かけるものとなっていく。自分の選択で人生を生きたいと願うのなら非常に危険な状況であり避けなければならない事態と言える。

優秀な上に意見を言うサラリーマン

無能と評価されていれば仕事は来ない。よって仕事を断る必要すらないという一つの解にも至る。これは後に独立をすると確信して出世などを含めたサラリーマンでの成功を捨てた場合なら使える手法となるだろう。但しサラリーマンでの成功も捨てずに進めたいと考えているのなら、無能である事を証明してはいけない。

出世の道を残しながらサラリーマンを実施し、且つ有意義な時間を使おうと考えるのなら仕事を選べる状況を創っていかなければならない。よって不要な仕事を断れる人物になっていく必要がある。どんな人物が仕事を断っても許されるのかを考える。仕事を与える人物から見て優秀である事と恐怖を感じる事ではないか。

まず優秀である事を認知させる為に与えられた仕事に対して100点ではなく常に付加価値を追加して120点以上で返していく。これはプロセスも結果も周囲への巻き込みも含めてである。上司がどの点を重視して評価するのかは見極めておく必要が出てくるが優秀である事の演出は断れる人物の必要不可欠な要素を言える。読者の中にはすでにそれに近い地位で奮闘している者もいるのではないか。

次に恐怖を感じさせる人物である事も大切である。優秀である事に加えて意見を言う人という認識が加われば断りまで随分近い位置にいると言える。場合によっては仕事を与える前に“相談”という形で「誰にこの仕事を回すべきか」を先んじて尋ねられる立場に至る可能性も出てくる。そうなればしめたもの。「よしよし…」とほくそ笑みながら欲する仕事なら自らが受けてしまい不要な仕事なら他に回す状態を作り出せば良い。この時に誰かに回すのなら、それを得意とする人物を指す事が望まれるのは言うまでもない。正確な指名が機能しなければ自分だけが良い状況を作り上げてしまい立場を失墜させる。普段から自分だけではなく他者をよく見ておく必要があるのだ。優秀な者の地位が一転してしまう事があるとすればそれは傲りや慢心から来る。必ず自分でも納得の行く整合性の取れた仕事回しが必須になるのだ。ニヤっと笑って終わりでは意味がない。

優秀だと思わせるだけもある

自分自身が仕事が出来ないタイプであれば優秀だと思わせる手法に切り替えるのが得策。仕事を選ぶ事に関して言えば自分が真に優秀か否かよりも相手がそう勘違いしてくれていれば良いのだ。ここで役立つ思考は著者ふろむだ氏が書いた【勘違いさせる力】ではないか。書籍の評価こそ別れる部分ではあるが現実に人は虚構を信じて生きているものとも言える。虚構に関して言えばユヴァル・ノア・ハラリ氏の著書【サピエンス全史】の重要項目と言える認知革命の辺りから私達人間のDNAに刻まれている真実なのだ。

本来優秀で無い人間が手を抜いて優秀であると誤認される事は無い。ビジネスに使われる4項目において1つは確実に押させておく必要があるのだ。ヒトとモノとカネと情報である。よって上記に描いた優秀さが全てにおいて高得点を取る秀才タイプであるのに対して、思わせる優秀さはどれか1点に対して飛び抜けている状態を目指す。私がオススメするのはヒトと情報である。

人心掌握を身に付ける

人心掌握術を身に付ける事でヒトの心をある程度ではあるが操作しうる環境が訪れる。デール・カーネギー氏の【人を動かす】は代表的な人心掌握術の書籍である。何度も読み返す事で実践すべき技術の知識は手に入るだろう。後はそれを訓練によって身に付けていく事になる。社内で突然試す事が出来ないのなら週末は積極的にヒトが集う場所に出向いてトレーニングに明け暮れる事を勧める。100人程度に状況に合わせた掌握術を試す事でそれなりの技術を体得出来る。

ヒトの部分を制圧してしまえば実際の仕事の能力が低くとも誰かを乗せて気持ちよく働かせる能力に長ける事になる。結果的にマネージャーなどの管理職向きと考えられて早々に上部への君臨が許される事もある。この人心掌握については別の所でまた語る事としよう。

情報の収集が戦の要

孫子兵法】は現代の人間社会の生活においても十分に機能する教えである。未だ読んだ事がない人は是非とも手にとって欲しい。※下記の画像は現代日本において孫子兵法の火付け役と言われた赤本である。

勝つ為に相手の情報を知る事は有名な一節からも知っている人は多いだろう。“彼を知り己を知れば百戦殆うからず”である。しかし知るだけでは百戦が危うくならないと言っているに過ぎず当然これが全てではない。孫子は自分と相手に対しての情報戦に非常に拘りを見せる。基本的な構図としては「戦わない事」と「負けない事」を軸に語られている。この時代の敗北はイコール死であり国の滅亡であった。それだけに「負け」は全ての終わりを示していて再挑戦なんていう甘い考えは捨てられている。

現代においても情報が社会生活を営む上で重要であるのは言うまでもない。社内の人事情報からゴシップに至るまで使える範囲は幅広い。また情報が手に入る位置にいると認識され始めると更に多くの情報が集まり始める。情報屋同士の交換とも言えるが「何かを知りたい」と考えた人が自分だけしか持っていない情報を手に交換を申し出てくるのだ。

情報を制する事で次に何が起こりそうなのかを自分だけが知り得る立場となる。先んじて動きを始めておけば人よりも早くに準備が可能。結果的に優秀であると誤認させる事も可能になる。

先程から誤認と言う話をしているが実際は誤認というよりはヒト・モノ・カネ・情報のいずれかの分野において抜きに出ている現実があるに過ぎない。やはりこれは優秀の一員なのである。ゼネラリストだけが優秀だと認識される訳ではない事を知るだけでも動きの幅は広がっていくのではないか。

有意義な時間の増加に特化

サラリーマンの仕事がダメな訳ではない。有意義だと感じる人生の時間を増やす事に特化して生きるのを目的として欲しい。それは日本そのものの生産性の向上に響きながら国の反映にも繋がっていく事になる。有意義だと感じる時間を手にする為には先ほども伝えた様にやらない事を明確に決めて生きていく他ない。時にはどうしてもやらなければならない事もあるだろう。そういった已むを得ない仕事を除いて全ての仕事を有意義なものへと移行させていく。これが出来ればサラリーマンとしての働き方にも充実した心を根ざす事に繋がっていく。

有意義な時間と充実感は愛社精神と呼べる古きに見える感覚を創り上げる事にもなる。一つの組織の反映は全体の幸福にも繋がるものである。会社と個人を分離する考え方が今の通例に思えてならないが現実にはそれで幸福感から離れてしまっている部分も存在するのだ。自分の有意義な時間がどこにあるのかを徹底して究明していく事と時間確保の為の戦略を打ち立てて行動する事。時間はかかるが数年で今よりも遥かに思うような時間の使い方が出来ているのではないかと感じる。

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